骨董品や書画は業者所有かどうかで相続税の評価方法が異なる

ゴルフ会員権、書画・骨董品も相続税対象になることもあるんです

骨董品や書画は業者所有かどうかで相続税の評価方法が異なる

被相続人が価値ある骨董品や書画などを所有していれば、相続財産として扱われて相続税の課税対象となります。
また、その際には骨董品や書画などが鑑定されて様々な価額が付けられ相続財産に含まれます。
ただ鑑定結果で低い金額の場合には家庭用財産として扱われることがあります。
それから骨董品や書画は誰が持っていてもおかしくない代物で、販売業者が所有している場合もありますし、趣味で個人が集めている場合も考えられます。
その為に、財産評価基本通達において販売業者所有の物と販売業者以外が所有する物と相続税の評価方法は2種類に分けられます。

相続財産となる骨董品や書画などを販売業者が所有している場合の評価方法は、その商品の内容でいくつかに区分分けされています。
ただ基本的には、所得税・法人税の計算で業者が確定申告の際に計算した評価額を用いることが多く、たな卸商品等の評価と同様の評価額になります。
一方、一般的家庭でよく見られるパターンの販売業者以外が所有する場合は、売買定例価額と精通者意見価格などを参酌して評価する決まりがあります。
つまり専門家による鑑定を実施してその結果の金額が評価額ということになります。
ちなみに、実務の現場で実際よく用いられている評価方法としては、同様の品物が売られている場合はその価額を参考にして評価する、買い取りをした業者などの買取り価格を参考にして評価すると言ったものがあります。
また、古美術商などに依頼して鑑定価格を算出してもらい評価する、購入価格が判明している場合はそれを参考にして評価すると言った4種類です。

先にも触れましたが鑑定結果で数十万程度の低い金額の場合には、家庭用財産として扱われ相続税の計算に含められることがあります。
つまり数百万円という価値がない限りは、骨董品や書画などは個別の資産として見ることがないことも知っておく必要があります。
また、場合によっては鑑定費用の方が高くなってしまうことがあることも認識しておくと良いです。